農民のトラクターを取り上げるイスラエル軍

2010年8月4日(水)

パレスチナ人農民に対する新たな脅迫手段として、イスラエル占領軍は、彼らの農業用トラクターを収用している。このことは、世界のどこであっても迷惑な出来事であるが、ヨルダン渓谷の農民達にとって、トラクターは生命線である。

7月21日、占領軍は、フルシュ・ベイト・デジャン村のハミス・ジャミール・ハメドが所有するトラクターを取り上げた。彼はトラクターを取り返すために3712シェケル(約8万5千円)を支払わなければならなかった。
7月29日には、彼らは、アル・ハディディーヤ村のブフラン・ホサン・アスマルが所有するトラクターを取り上げた。
さらに8月3日、バルダラ村出身のマフムード・タレプ・アベド・アルアジズが、自分のブルドーザーを使って、アル・ファリシーヤ村の家屋破壊の被害を受けた土地を掘り起こす作業をしていたところ、占領軍は、そのブルドーザーを取り上げてしまった。

公共輸送など遠い夢以上のものではない地域において、
トラクターは、多くの場合、各世帯がもつ唯一の機械化された輸送手段である。ヨルダン渓谷において、焼け付くような暑さとなるこの季節に、わずかの距離であっても出歩くことは大変なことである。水道が整備されていない村では、給水タンクを利用しており、通常、数キロメートル先から水を汲んでいる。もちろん、家畜用の餌や他の必要品を仕入れるのにも、トラクターが使われている。

冬が近づけば、農民達は、種を撒くために土地を耕さなければならないが、トラクターが取り上げられてしまっては、それはほとんど不可能な作業である。

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農民のトラクターを取り上げるイスラエル軍 への1件のフィードバック

  1. 大橋 克哉 より:

     いつも思うのですが、イスラエル国家とシオニストは、一体全体何様のつもりなのでしょう!! 
     ガザを完全包囲して「天井なき牢獄」と化した上で、残虐で大規模な攻撃を加え、そのガザに救援物資を運び入れようとした民間船を公海上で襲撃し、民間人を殺戮するなど、まさにやりたい放題。そして、彼らを増長させているのが、偽善者オバマを頭に戴く米国政府の支持と支援です。本当に怒りを感じます。
     農民からトラクターを略奪し、しかも当の農民に金で買い戻させるなど、イスラエルのやり口は、強盗や海賊と同じです。あまりに醜悪です!!
     イスラエル国家にも、米国政府にも、そして米国の子分に成り下がって正論ひとつ述べることも出来ない、情けない我が日本国政府(この点で、自民・公明の旧政権と民主・国民の現政権の間には、何の政策的違いもありません)にも腹が立ちます。
     シオニスト許すまじ!!

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