緊急要請◎民族浄化に抵抗し続けるパレスチナ人に連帯を!

―加速するパレスチナ・ヨルダン渓谷における家屋破壊―

この2、3ヶ月ほどの間に、パレスチナ西岸・ヨルダン渓谷における家屋破壊が劇的に加速化しています。アル・ファリシーヤ村では、7月19日に23軒の家屋がイスラエル軍によって破壊され、さらに8月5日、主に前回の破壊で家を失った人々が住んでいた27張のテントが再び破壊されました。国連人道問題調整事務所(OCHA)によれば、この2回の破壊によって135人のパレスチナ人が住居を失ったとされています。

また、破壊されたのは住居だけでなく、家畜用の小屋なども含まれ、人々は生計の手段までも奪われています。以前にも、アル・ファリシーヤ村では、農業用水用の給水ポンプ4台を接収されるなど、繰り返しイスラエル軍や入植者による被害を受けています。8月15日には、新たな家屋破壊命令が出されており、いつ、イスラエル軍がもどってくるか分からない状況が続いています。

こうしたイスラエルの犯罪行為に対し、現地住民組織「ヨルダン渓谷連帯委員会」は、独自に近くの村からゴム製の水道管を引いたり、破壊された家を再建するなど、地域の人々と共同で、彼らがこの地に留まるための非暴力抵抗を実践し続けています。

現在、ヨルダン渓谷連帯委員会から、緊急カンパなどの支援要請が呼びかけられています。パレスチナの平和を考える会では、以下の2点について、多くの皆さんの協力をお願いしたいと思います。

1.破壊された水道管や家屋の修復・再建等のためのカンパ協力をお願いします。振込用紙に「ヨルダン渓谷連帯カンパ」と明記の上、下記口座までよろしくお願いします。
郵便振替口座:00920-3-97161
加入者名:パレスチナの平和を考える会

2.日本政府およびイスラエル当局に対し、ヨルダン渓谷における人権侵害・国際人道法違反を止めるための具体的な措
置を取るよう、要請してください。

≪抗議・要望先≫
●岡田克也外務大臣
ご意見・ご感想コーナー:
https://www3.mofa.go.jp/mofaj/mail/qa.html
Fax:03-5501-8430 Tel: 03-3580-3311

●エフード・バラク(Ehud Barak)イスラエル防衛相
Fax: +972-3-691-6940 Tel: +972-3-569-2010
Email:info@mail.idf.il or sar@mod.gov.il

≪岡田外相宛要請文・例文≫

外務大臣 岡田克也 様

日本政府が「回廊構想」と銘打ち、数年来、開発援助を投入しているパレスチナ・ヨルダン渓谷地域において、最近、イスラエル軍が執拗に家屋破壊や車両・家畜等の財産没収を続けています。国連人道問題調整事務所(OCHA)によれば、アル・ファリシーヤ村で行われた二度の家屋破壊によって135人のパレスチナ人が住居を失ったとされています。

これらの住民追放政策は、同地域におけるパレスチナ人の生存基盤を脅かすものであり、「パレスチナの経済的自立」「パレスチナ・イスラエル間の信頼醸成」といった「回廊構想」が掲げてきた理念を根底から破壊する行為です。もし、日本政府が「中東和平」に関与し続け、「回廊構想」を継続するのであれば、ただちに、イスラエル政府に対し、ヨルダン渓谷住民に対する人権侵害を止めるよう、厳重に要求してください。

≪Ehud Barak イスラエル国防相宛要請文・例文≫

Dear Minister,

I am writing to you to express my deep concern that 19 people of Al-Farisiya in Jordan Valley again face forced eviction from their homes, damage and destruction to their properties, and to urge the authorities to immediately cancel the eviction and demolition orders.

I would like to remind you of the 2010 UN Human Rights Committee’s recommendations to the Israel government that it should “review its housing policy and issuance of construction permits”.

As a citizen in Japan, I sincerely call for an immediate end to house demolitions and forced evictions in the West Bank.

Respectfully yours,

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緊急要請◎民族浄化に抵抗し続けるパレスチナ人に連帯を! への1件のフィードバック

  1. 大橋 克哉 より:

     パレスチナの地で繰り返される悲劇を耳にするたび、何の力にもなれない自分のふがいなさを恥じ入っています。
     なぜシオニストはあれほど執拗にパレスチナ人を迫害し、虐殺し、土地を収奪して平然としているのか、私には全く理解できません。いくらホロコーストを言い訳にしたところで、パレスチナ人は迫害者ではないし、むしろ、現在のイスラエルの政策がナチスのユダヤ教徒迫害を想起させることを考えれば、その言い訳は「天に唾する」ようなものです。
     シオニスト指導層は、ウエストバンクをパレスチナに返す気などないのでしょう。だからこそパレスチナ人から土地を奪い、その家屋を破壊し、入植地を拡大しているとしか考えられません。現代世界において、何故こんな理不尽なことが許されるのでしょうか。憤りを抑え難い想いです。
     また、米国や日本など先進国の政府の口にする「平和・和平」という言葉は、欺瞞に満ちています。何故なら、彼らは必ずパレスチナ側の「テロ」に言及するからです。圧倒的な暴力に耐え移行することが「テロ」だというなら、弱者は抵抗をあきらめて、常に強者・支配者に服従しなければならなくなります。強者であるイスラエルと弱者であるパレスチナ――どちらが真のテロリストであるのか、正常な理解能力のある者であれば一目瞭然です。

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