エイン・イル・ヒルウェでユダヤ人入植者による攻撃が継続

更新日時 2011年3月25日 午前8時

イスラエル軍が、ベドウィンの土地を「軍事閉鎖地域」に指定し、テントを破壊

過去3日間、ユダヤ人入植者からの攻撃にさらされていたエイン・イル・ヒルウェのベドウィンの土地が「軍事閉鎖地域」に指定され、イスラエル軍によってベドウィンたちの家屋が破壊された。この土地に暮らし、破壊された家屋の持ち主であるダラグメ家(夫ナビール、妻ガーダ)の人々は、今夜はヨルダン渓谷連帯運動の学校に寝なければならないだろう。

ダラグメ家の人々は、幹線道路沿いに新たにテントを建てようとしたところ、イスラエル軍がその地域を去るよう命じた。そのためダラグメ家の人々は、学校のテントに寝るほかなくなった。

更新日時 2011年3月25日 午前8時

イスラエル軍は、ダラグメ家を彼らの土地から追い出し、家長ならびに外国人とイスラエル人のボランティアを逮捕した。

更新日時 2011年3月24日 午後7時35分

イスラエル軍は、ダグラメ家に明日(3月25日)午前6時までに家屋を撤去しなければ(強制的に撤去すると通達)。私たちが知る限りでは、イスラエル軍は入植者が数日前から設置したテントとフェンスの撤去も、その場所からの移動も命じていない。入植者は家屋破壊命令もいまだ受け取っていない。

更新日時 2011年3月24日 午後7時10分

入植者たちは、ダラグメ家の家屋と家畜小屋の周りにフェンスを設置した。そのため、このベドウィンの一家は家畜を連れ帰ることができず、一晩中、家畜を山に残しておかざるをえなかった。入植者たちはその場にいた外国人からカメラを奪おうとしたが、失敗に終わった。

更新日 2011年2月24日 午後2時

イスラエル入植地マスキヨットの入植者たちは、再度、エイン・イル・ヒルウェのパレスチナ人コミュニティーを排除しようとしている。入植者たちはイスラエル軍と協力しながら、ダラグメ家の家屋から10メートルの場所にテントを設置した。3月22日未明、約100人の入植者がテント、発電機、発光機をもって現われ、ガーダ家の3人の子どもたちを恐怖におとしいれた。約40人の入植者たちがその場に留まったため、ダラグメ家の人々は眠ることができなかった。前日には、イスラエル軍がダラグメ家に対してテントを撤去し、一家を強制的に移動させると通達したところだった。

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マスキヨットの入植者たちは、1年前にも同じ戦術を使った。エイン・イル・ヒルウェから700メートル離れた場所で、ベドウィンの家屋の横にテントを設置し、イスラエル軍がベドウィンの一家を強制的に排除するよう仕向けたのである。2010年11月、入植者たちは、現在問題となっている土地でもフェンスで囲い込んで盗もうとしたが、ルーテル教会の所有地であるとして撤収されたばかりである。イスラエル軍と入植者たちはベドウィンたちに家屋を撤去するよう厚かましく命じてきたが、この土地はいまだにルーテル教会の所有権であり、入植者たちに所有権はない。そのためイスラエル軍は家屋破壊命令を出していない。よって、イスラエル軍による家屋撤去の脅迫は、国際法に違反しているだけでなく、イスラエル法に照らし合わせても違法行為である。

ベドウィンの生活は、野生の花々と春先の素晴らしい天候に恵まれており、のどかなものである。しかし、ワディを挟んだ丘の上にはマスキヨット入植地が建設され、それは日々拡大している。丘の斜面には灰色の家屋が建てられ、ブルドーザーが台地を削っている音が日々聞こえてくる。入植地の拡張が計画されている証拠である。

今日は、マスキヨットの入植者たちがテントを設置してから2日目である。まったく狂った状況は変わらない。銃を肩にかけた入植者たちがテントにやってきて、ナビールと妻ガーダと子どもたちが寝られないように、そこで2日目の夜を過ごしている。彼らは騒がしい発電機を使って丘の麓の静けさを乱し、発光機も設置した。犬も一匹連れてきており、ダラグメ家の2匹の犬とロバと馬を脅かすよう駆り立てている。ロバも何頭か連れてきており、それに乗ってベドウィンの家の前を行ったり来たりしている。さらに、家畜小屋に石を投げつけ、ダラグメ家のテントと貯水タンクの前で小便をし、あらんばかりの騒音を出している。

昨日(2011年3月23日)午後、イスラエル軍がやってきて、今日(3月24日)中に家を撤去しなければ強制的に破壊するとナビールに通告した。ナビールはルーテル教会と弁護士と密に連絡を取っており、裁判所を通じて入植者の行動を止めようと考えている。しかし現在までのところ、入植者たちを止める試みは何もなされていない。ダラグメ一家は憔悴しているが、外国人ボランティアが一緒にいるので、今夜はなんとか眠りにつくことができるだろう。もしあなたがダラグメ家の人々を助けにこれるなら、ヨルダン渓谷連帯運動に是非ご一報いただきたい。

ダラグメ家には上水設備も電気もなく、家畜を所有している以外は極めて簡素な生活である。ヨルダン渓谷のベドウィン・コミュニティーはどこも同じような生活を送っている。ダラグメ家から隣人の家までは200メートルほど離れている。道路を挟んだ反対側にはエイン・イル・ヒルウェの小さなコミュニティーがある。

この事件から明らかなことは、イスラエル軍と入植者が緊密に動き、互いに連絡を取り合っているということである。今回の一件では、まず軍がやってきて、ダラグメ家に家屋を撤去するよう命じた。次の日になって、入植者たちがやってきてテントを設置した。現場からマスキヨットまでは近いので、入植者たちは好きなときにたくさんの人たちを連れてきて、テントに簡単に物資を補充できるのである。

軍からは脅迫に遭い、自宅近くには入植者たちのテントが設置されたため、ダラグメ家はヨルダン渓谷連帯運動に助けを求めてきた。連帯運動は、現場に来て、ダラグメ家の勇気ある行動を支援しくれる人を歓迎する。しかし、これはダラグメ家だけが抱える問題ではない。エイン・イル・ヒルウェの他の住民たちも、万一入植者たちがダラグメ家を追い出すのに成功したら、次から次へと他の家族に襲いかかっていくのではないかと恐れているのである。

ダラグメ家は、ナビール、妻ガーダ、4人の子ども(14歳、5歳、4歳、2歳)の6人家族である。馬一頭、ロバ一頭、牛20頭、子牛10頭を飼っている。昼間は長男フィラスが牛たちを丘や渓谷で放牧し、夜はフェンスの囲いに入れている。一家は毎年この場所で冬を過ごし、それ以外の季節はトゥバースに暮らしている。この場所ではおおよそ15年前から冬を越しているという。

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