ハマ村とファラシーヤ村、キルベット・フムサ村における家屋破壊

2012年3月27日(火)

破壊の様子の写真はこちら

ファラシーヤ村・ジョハディ家のひとびと

3月26日(月)、イスラエル占領軍は、ヨルダン渓谷で4軒の家屋と12の家屋小屋を破壊した。午前8時、4台の軍用車、2台の市民行政局のジープ、そして2台のブルドーザーが、ハマ・コミュニティに侵入してきた。彼らは、一帯を軍事閉鎖区域であると宣言し、マフムード・アワードの家を破壊した。彼はその家に妻および4人の子供と共に住んでいた。

イスラエル軍は、次に同じコミュニティ内のアベド・ラボ・ムハンマド・アブドゥッラー・ベンオディの家に向った。アベドは、昨年11月に破壊命令を受けており、裁判所で不服申し立ての手続きが行われている最中であったが、イスラエル軍は、彼の家族11人が暮らす2軒の家を破壊した。その中の最年少は、2ヶ月の赤ちゃんであった。破壊の際、兵士達は、家族が家から個人の所有物を持ち出すことを禁じた。その後、彼らは、ベンオディ家の4つの家畜小屋を破壊した。

午前10時には、イスラエル軍は、マジド・ムハンマド・ハメド・ダラグメの家を破壊した。そこには、彼と妻、そして7人の子供達が暮らしていた。彼等の家畜小屋もまた破壊された。

イスラエル軍は、さらにこの小さなコミュニティの舗装されていない道路を進み、ナージー・アハマド・スレイマン・ディビクの家を破壊した。彼は、妻および6人の子供達と暮らしていた。彼らは、この家族の物置小屋も破壊した。

ハマ村は、ヨルダン渓谷北部に位置し、16家族が暮らしている。住民は皆、水道を引くことが禁じられている。しかしながら、コミュニティの土地の中をメコロット社(イスラエルの国有水道会社)の水道管が通っている。同様に、イスラエルの高圧線がコミュニティの上を通っているが、これもユダヤ人入植者にしか利用できない。ハマのベドウィン・コミュニティは、牧畜とチーズやヨーグルトの生産を生業にした伝統的な生活を送っている。イスラエル軍は、2時間もかからない間に4家族の家を破壊し、34人(26人の子供を含む)が暮らしの場を奪われた。

午前11時、イスラエル軍は、ファリシーヤ村に侵入し、アブドゥッラー・アリー・ジョハディが所有する2つの家屋小屋を破壊した。彼らは、昨年10月にもこれらの小屋を破壊した。また、イスラエル軍は、今年3月8日、ジョハディ家が所有する農地の一部も破壊した。そして、アブドゥッラーに、この土地から去り、トゥバス(近郊のパレスチナ人の町)に行くよう命令し、もしこの土地に留まっていたら、殺されるかもしれないぞと脅していた。

午前11時半、イスラエル軍は、続けて、彼の兄弟、フセイン・ジョハディ・アブー・マーゼンの小屋も破壊した。彼の妻は言った。「この土地は家畜のためのものです。しかし、彼らがやってきて破壊してしまった。彼らはあらゆるものを支配したいのです。」「オスマン帝国やイギリス、ヨルダンも、以前この土地を占領しました。しかし、このように私達を扱った国はありません。」

イスラエル軍は、さらに2つの家畜小屋と1つの物置小屋を破壊した。これらは、キルベット・フムサ村のスレイマン・アブドゥッラー・マフムード・ビシャラートが所有していた。2012年1月12日にも、イスラエル軍は、同じ小屋を破壊している。ここで、ビシャラート家は、300頭の羊を飼っている。キルベット・フムサ村は、ヨルダン渓谷中部に位置し、9家族が暮らしている。

マフソム・ウォッチ(イスラエルの人権団体)による家屋破壊の報告はこちら

原文:Demolitions in al Hama, al Farasiya and Khirbet Humsa

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