6月24日(日)、占領当局はアル・アカバ村で新たな4家族への破壊命令を出した。彼らは退去まで3日間の猶予が与えられた。
この村は長年占領のターゲットにされ続け、村への道路は壊され、2011年4月と2012年9月にいくつかの家が破壊された。
エレクトリックインティファーダ2012年5月17日のカルーム・トゥーグッドさんの記事には、「アル・アカバは占領下にある西岸地区のヨルダン渓谷の中のイスラエル軍の検問所と訓練所に囲まれた、小さなパレスチナ人の村である」と書かれている。
1967年の戦争後、農村に囲まれた地域はイスラエル軍によって「非公開軍事訓練施設」と宣言された。村周辺地域での実弾および爆発物の使用によって、多数のけが人や死者が出た。現村長であるハッジ・サーミー・サーディクさんもその一人で、彼は16歳の時にイスラエル兵に撃たれ、その後40年間車椅子生活を余儀なくされた。
“村やその人々の生活は移動や水といった生活の基礎的なことも厳しく制限されている。水に関しては水道などへのアクセスがないために、買って村までタンカーで運んでこなければならない。
さらなる村の詳細な状況に関してはエルサレム応用調査研究所(Applied Research Institute of Jerusalem)の報告をご覧ください。