バルダラ村のトラクターが没収される

2012年8月28日

Saed Bannoura, IMEMC: Thursday August 23, 2012

水曜日、イスラエル兵たちは、占領下の西岸、ヨルダン渓谷北部の平原にあるバルダラ村に侵入し、パレスチナ人所有の農業用トラクターを3台没収したうえに、所有者に重い罰金を課した。

ワディ・アル・マーレ村議会の議長アレフ・ダラグマが伝えるところによると、イスラエル軍は「住民には、この地域で農業を行う許可が与えられていない」などと主張したという。

過去20ヶ月にわたり、軍はこの地域のトラクター24台以上を没収し、住民の灌漑用の水タンクを14台押収した。イスラエル軍は、村人に高い罰金も課したのだった。
さらに、ダラグマが指摘するように、このエリアでのイスラエルの暴力は、住民に土地を捨てさせることを目的としている、といえる。特に、ここの土地はイスラエル軍基地に近いことから、軍は「軍事および安全保障上の配慮」を言い訳にして、ほとんど土地を没収しようとしている。

水曜日に、兵士たちはヘブロンの近くのベイト・ウンマーとアル・アルロウブ出身の6人の住民に、建築中の彼らの家を破壊することを伝える軍令を手渡した。

イスラエル軍は、正式の建築許可なしに建設が行われていると主張している。
しかし住民はA地区とC地区に住んでいる。C地区は、イスラエルの安全保障のための軍事管理地域であり、これはイスラエルとパレスチナ自治政府の間で交わされた和平合意のもとで取り決められたものだ。

A地区とは、パレスチナ自治政府による行政「管理」下にある地域であり、パレスチナ側の主要な都市を含んでいる。

B地区とは、イスラエルと自治政府が「ともに」治安の責任を担い、民事行政管理は自治政府が担っている地域であり、パレスチナの田舎の地域の大部分を含んでいる。

そして、C地区とは、イスラエルの軍事管理下にあり、また、家屋建設と、住居建築計画そのものを管理しており、占領下にある西岸の約62%を含んでいる。

オスロ和平合意は、C地区の権限と責任の段階的な移行を求めている。しかしながら、イスラエルは合意を破り、2000年にこうした権限の移行を凍結した。

ヨルダン川西岸は、歴史的パレスチナの約20%を占める。しかし、イスラエルによる西岸での違法入植地の活動と軍事基地によって、このパレスチナの領土は、併合壁と入植地によって取り囲まれ、ばらばらに孤立したゲットーと化している。

原文:Tractors confiscated in Bardala village

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