ファサーイル・アル・ウスタの地域住民に新たな脅威

2012年11月15日

2012年11月11日、イスラエル占領軍(IOF)はファサーイル・アル・ウスタの4家族に彼らの家と土地から立ち去るように口頭で命令を出した。

10年前に、アリー・アハサン・アブドゥッラー・アブーイヤードは、ファサーイルの泉――そこはイスラエル入植地と彼らの農業に使われているイスラエルの大深度掘削のために今は枯渇してしまっている――の近くからファサーイル・アル・ウスタのはずれに移ってきて以来、彼の3人の息子と息子たちの家族総勢24人と一緒に暮らし続けている。

6年前、その家族は家屋の取り壊し命令を受けた。しかしながら、裁判手続きを通じて彼らは「執行凍結命令」を手に入れることに成功した。「執行凍結命令」はこの日まで有効であり、特に最後の12カ月間を通じて、彼らの隣人とファサーイル・アル・ウスタのほとんどの人びとに影響を及ぼしている多くの暴力的取り壊しから家族を守ってきた。

「執行凍結命令」がまだ有効であるにもかかわらず、イスラエル軍は、立ち去らないならば家屋を取り壊すぞと脅して、もうその地域から家族を立ち退かせようとしている。けれど、どうすべきかを考える20日間の「猶予期間」をその家族は与えられている。家族がとどまると決めたなら、その後、イスラエル軍は裁判所命令を求めていくことになるだろう。

アリー・アハサン・アブドゥッラー・アブーイヤードに事情を聞いてみると、彼は次のように報告した。イスラエル軍は、彼の家族が、とどまっているその場所から立ち去り、ファサーイル・アル・ファウカの地域で、あらたな場所を見つけるように通告した。しかし、そのコミュニティは、パレスチナ人の土地を侵食しつづけるトメル入植地とペツァーイル入植地によってすで圧迫を受けているので、そこでも行き場らしい行き場を見出せないだろうと彼は言った。彼と家族にとって行き場がどこにもないことは明らかであり、彼らは今いる場所にとどまるしかないだろう。

家屋はいつでも再建できるだろうけれど、強制退去は明らかにパレスチナの土地を没収するイスラエル軍当局の意向を示している。退去命令の発令は、憂慮すべき事態であり、警戒信号である。こうした事態には、ヨルダン渓谷のパレスチナ住民がここにとどまり、自らの土地に穏やかに生きるための正当な闘争を永遠に続ける、という強い主張によってのみ対処することができる。

原文: Renewed threat to members of the community in Fasay’il al Wusta
http://www.jordanvalleysolidarity.org/index.php/news-2/news2012/615-renewed-threat-to-members-of-the-community-in-fasay-il-al-wusta

広告
カテゴリー: ニュース記事2012年 タグ: , , , , , パーマリンク

コメントを残す

以下に詳細を記入するか、アイコンをクリックしてログインしてください。

WordPress.com ロゴ

WordPress.com アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Twitter 画像

Twitter アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Facebook の写真

Facebook アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Google+ フォト

Google+ アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

%s と連携中