アル・マーレ村で55の建物が家屋破壊に

2013年1月18日

Al_Maleh_17jan2013_webアル・メイタというコミュニティーも属しているハママト・アル・マーレ村に出されていた家屋破壊命令が、1月17日の午前9時ごろ、イスラエルの軍と警察によって執行された。家屋破壊作業をおこなう一団には、目だし帽をした素性の分からない労働者のグループも見受けられた。破壊命令の通知が住民になされたのは40日前であった。ハママト・アル・マーレ村では、25の家屋が家屋破壊に遭い、そのうちの18軒がアル・メイタで行なわれ、17家族が強制追放を受けた。その他、家畜を飼うための、つまりコミュニティーが生計を立てるための33の建物が破壊された。家屋破壊を受けたアル・マーレ地域のうち、アル・メイタには、37家族を含む、130人の住民が住んでいる。

ハママト・アル・マーレ村は、タヤシール検問所の近く、ヨルダン渓谷北部の外れに位置する村である。

2台のバスで出動してきた兵士、多数のジープ、JCバンフォード(JCB)製ブルドーザーは、軍事基地とマスキオット入植地(アル・マーレ村を見下ろす位置にある)から襲撃してきた。破壊作戦は、3ヵ所同時に開始された。2ヶ所がアル・マーレ村で、もう1つは渓谷のさらに上方にあるアル・メイタだった。

soldier-jcb1-300x200到着と同時に、イスラエル軍はアル・マーレ村に対して軍事閉鎖地域であることを宣告し、家屋破壊を行なう間に、住民、立会人、および医療スタッフの代表者などが立ち入ることを阻んだ。マスクで素性の分からない労働者たちは、軍に伴われてやって来て、住民の家から家財道具を撤去する手助けをした。

ヨルダン渓谷で最も深刻な問題のひとつは、イスラエル政府による水の独り占めである。パレスチナ人が自分たちの水を利用することが制限される一方で、この貴重な資源がイスラエルの入植者のために振り向けられている。ヨルダン渓谷連帯委員会で活動する活動家によると、今回家屋破壊を受けた建築物のうち、水タンクはわざわざ破壊されていることが分かった。これらの水タンクは、家屋破壊で予告された建築物からは、全く別の場所にあったものだからだ。軍を使ってパレスチナ人の生活を困難にし、かれらが自分の土地から離れざるを得なくするという、これこそがイスラエルの主だった手法である。

C地区にあるすべての村と同様に、アル・マーレ村とアル・メイタ村はともに、イスラエル軍によって繰り返し嫌がらせ受けてきた。何度も家屋破壊命令を受け、2週間前にも、軍事演習のためと称して、一晩中家から強制退去させられたばかりだ。家屋破壊の翌日、軍は再度やって来て、コミュニティーの所有物、たとえば、食べものや寝具類、破壊されたテントを没収した。生活を再建するための手段を、その家族たちから奪い取っておくためである。

tents-300x200

volvo-300x200

 

原文:55 buildings demolished in Al Maleh
http://www.jordanvalleysolidarity.org/index.php/news-2/news2013/646-55-buildings-demolished-in-al-maleh

広告
カテゴリー: ニュース記事2013年 タグ: , , , , , , , , , , , パーマリンク

コメントを残す

以下に詳細を記入するか、アイコンをクリックしてログインしてください。

WordPress.com ロゴ

WordPress.com アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Twitter 画像

Twitter アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Facebook の写真

Facebook アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Google+ フォト

Google+ アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

%s と連携中