歴史的な井戸の修復が、占領軍によって阻まれる

2013年3月3日

アル・ハディディーヤ村の歴史的な井戸。背後にロイ入植地がある。

アル・ハディディーヤ村の歴史的な井戸。背後にロイ入植地がある。

2月24日、イスラエル占領軍(IOF)が、北部ヨルダン渓谷にある5つの井戸の修復を阻止した。イスラエル兵は、理由もなく、アル・ハディディーヤ村の2つの井戸とキルベット・サムラ村の3つの井戸(マクフール村の住民も利用している)の作業を中止させた。井戸は、同地区の30以上の家族に水の供給をおこない、深さは12メートルに達する。

これらの井戸の存在は、1967年のイスラエルによるパレスチナ占領以前にさかのぼるものであり、アル・ハディディーヤ村にずっと住んでいるアブー・サクルの家族は、何世代も前から井戸を利用していた。この地域で井戸は、700年以上前から存在し、ローマ帝国による支配の時代にまでさかのぼる。

水は、イスラエルによる占領下のパレスチナ人の生活にとって、とりわけ重要な問題の一つである。アル・ハディディーヤ村とキルベット・サムラ村、そしてマクフール村の村人は、17キロメートル先にまで出かけ、いくつもチェックポイントを通過し、しかも移動用水タンクに水を満たすために270シュケル払わなければならない。しかし、パレスチナ人は、イスラエル行政当局から、トラックで幹線道路を通行することを禁止されており、このことで、パレスチナ人が500から1000シュケルの罰金を課せられることは、日常的なこととなっている。

「アル・ハディディーヤの村人は、孤立している」と、アル・ハディディーヤの住人、アブー・サクルが語る。

現在、パレスチナの村々は、イスラエルの農業入植地とイスラエル軍の演習キャンプに取り囲まれている。「今日のイスラエル軍の行為は、ただ入植者の目を気にしてのものでしかない。」とアブー・サクルは付け加えた。

国際連合人道問題調整事務所(UNOCHA)の統計が示すところによれば、西岸地区に住むイスラエル入植者たちは、1人当たり、パレスチナ人の6倍の水を消費している。

原文:Rennovation of historic water wells prevented by occupation

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