マフール集落の50家族が家を破壊され奪われる

2013年9月18日

Demolitions_16Sept2013_19月16日の早朝5時に100人以上のイスラエル兵士を乗せたジープと3台のブルドーザーがマフール村にやってきた。イスラエル軍は全村を3時間かけて破壊し尽くした。マフール村はハディーディーヤの近くにあり、50家族が住んでいる。

早朝に到着したイスラエル軍はマフールにつながり近隣地区を封鎖し、全村の破壊を開始した。無慈悲な破壊とテロリズムと言う他ない。そして特筆すべきことは、村は50家族82人の家であっただけでなく、たった生後2日の赤ん坊も在村していたのだ。村人たちは個人のものを持ち出す時間も、イスラエル兵に盗られたものを取り返す時間もなく、突然の人道的悲劇はイスラエル軍によりもたらされたのであった。もちろん村人たちは前もって警告など受けていなかった。

マフール村はヨルダン渓谷の中心にあり、今やついえたオスロ合意の結果としてエリアC(行政権・治安権ともにイスラエルが掌握)に分類されている。これが何を意味するかというと、この地域は完全なる占領下にあり、市民生活の上でも軍法の上でも支配されているということだ。2009年には安全保障上という理由でマフール村は軍から破壊命令を出されている。村はオスマン帝国時代からこの場所に続いてきたというのに。

Demolitions_16Sept2013_2マフール村は破壊命令に異議申し立てをし、村は土地の正当な所有権を保持していると確認したイスラエル法廷により、破壊命令は凍結された。だが全村破壊がなされた20日前に、村人らは、自身も入植者である新しい判事が凍結を撤回したと知った。つまりイスラエル軍によるテロリズム=恐怖支配の実施を後押しした訳だ。祖先の土地から自分たちが除去されることを拒む村人たちは、エルサレム(占領下パレスチナ)にあるイスラエル法廷に訴え、そして法廷は村人たちの
土地への権利を再確認した。にも関わらず、イスラエル軍は16日早朝に村を襲い全村を壊滅させたのである。

村落破壊を実行して以来、イスラエル軍は地域一帯の監視を継続しており、村人たちの家屋再建を妨害し続けている。パレスチナ赤新月社(赤十字に相当)がテントを村人たちに届けようとしたときも、タヤシル検問所で止められた上になんと軍はテントを没収したのだ。

オスロ合意以降ヨルダン渓谷地域はエリアCに指定された。このためイスラエル軍はこの地で野放しになっている。村は定期的に破壊され、村人たちは危害を加えられるはめになっている。さらにヨルダン渓谷地域の多くの土地が完全にパレスチナ人の手の届かない状況におかれている。それは(イスラエル法の観点からすら)違法な入植地と、「安全保障上」のラベルが貼られた地域と、「実弾演習」場ということになっているイスラエル軍が接収した土地があるからである。

原文:50 families made homeless in the hamlet of Makhul

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