コメットMEのホームページによると、同グループは「占領下パレスチナの中でも最も貧しく周縁に追いやられているコミュニティの社会的経済的エンパワーメントを、風力と太陽光による再生可能エネルギーシステムの建設と、能力開発と信頼できるメンテナンスを通じて、応援し」ようと努力している。
地方向けの技術のためのリサーチセンターとして意図されている新しいセンターは、メンテナンスと設置活動、作業場と倉庫、他の組織やコミュニティの成員との協力のための集会所として機能する予定だ。
基礎的市民サービスへのアクセス
イスラエルのアパルトヘイト体制は、エリアC(いわゆるパレスチナ自治区内の中で行政権も警察権もイスラエルが掌握している地域)にあるパレスチナ人コミュニティの水と電気を含む基礎的サービスへのアクセスを否定している。多くの場所で、電線がコミュニティの頭上を走り、水は彼らの足下からくみ上げられているが、これらの大切な資源の使用をパレスチナ人は阻まれている。
天然資源と再生可能テクノロジーの活用を推進することを通じて、差別的な政策(その結果として貧弱な生活状態と住環境の中でパレスチナ人は暮らしている)に挑戦しようと、脆弱性を抱えたコミュニティと連帯して行動することは、パレスチナ人コミュニティが彼らの土地に留まるのを助ける。
ボランティア・デー
エリアCのパレスチナ人と出会い、連帯して働き、稼働する再生可能エネルギーを見て、持続可能なシステム設計と農業について学ぶために、2012年11月18日のオープン記念日にコメットMEと参加しませんかということで、ボランティアたちが招待されている。詳細はコメットMEのFacebookで。